技術士 過去問
令和6年度(2024年)
問28 (基礎科目「環境・エネルギー・技術に関するもの」 問4)

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問題

技術士試験 令和6年度(2024年) 問28(基礎科目「環境・エネルギー・技術に関するもの」 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

政府の総合エネルギー統計(2022年度)において、我が国の一次エネルギー供給量に占める再生可能エネルギー(水力を除く)、水力発電(揚水除く)、未活用エネルギーの合計値の比率として、最も適切なものはどれか。 ただし、未活用エネルギーとは、廃棄物エネルギー利用、廃棄エネルギー回収など、エネルギー源が一旦使用された後、通常は廃棄、放散される部分を有効に活用するエネルギー源である。
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この過去問の解説 (2件)

01

経済産業省のホームページに総合エネルギー統計が公開されています。

https://www.enecho.meti.go.jp/statistics/total_energy/

結果概要にまとまった図表がありますので、確認しておくことをお勧めします。

選択肢4. 14%

「エネルギー源別⼀次エネルギー国内供給」において、設問の各エネルギーのシェアを見ると、再生可能エネルギー(水力を除く)は7.5%、水力は3.6%、未活用エネルギーは2.9%となります。

したがって、合計で14.0%になります。

まとめ

細かな値を覚えるというよりは、大まかな傾向を把握することが大切です。

結果概要に「エネルギー需給実績のポイント」が記載されています。図表を見ながらポイントを確認すると効率的です。

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02

設問で求めるのは、次の3つのエネルギー源の合計を一次エネルギー供給量に対する比率(%)で見た値です。

・再生可能エネルギー(水力を除く)

・水力発電(揚水除く)

・未活用エネルギー(廃棄物エネルギー利用、廃熱回収など)

この合計が、一次エネルギー供給全体の中でどれくらいの割合を占めているかを選択肢から選びます。

選択肢4. 14%

資源エネルギー庁資料である「令和4年度(2022年度)におけるエネルギー需給実績(確報)」を参照して、

・再生可能(除水力) 約 7%

・水力(揚水除く)   約 4%

・未活用エネルギー  約 3%

が得られます。

これらを合計すると 約14% ということになります。

 

まとめ

国内における代表的なエネルギー源の占める割合等については、経産省資料で概要を押さえておくことが必要です。

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