技術士 過去問
令和7年度(2025年)
問22 (基礎科目「材料・化学・バイオに関するもの」 問4)

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問題

技術士試験 令和7年度(2025年) 問22(基礎科目「材料・化学・バイオに関するもの」 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

質量分率が、すず96.5%、銀3.00%、銅0.500%の合金組成をモル分率で示す場合、すず、銀及び銅のモル分率[%]の最も近い値の組合せはどれか。ただし、すず、銀及び銅の原子量は、それぞれ118.7、107.8及び63.5である。
  • すず:97.0  銀:2.74  銅:0.269
  • すず:97.0  銀:2.34  銅:0.662
  • すず:96.5  銀:3.00  銅:0.500
  • すず:95.8  銀:3.82  銅:0.375
  • すず:95.8  銀:3.28  銅:0.928

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この過去問の解説 (3件)

01

質量分率が、すず96.5%、銀3.00%、銅0.500%の合金組成をモル分率で示す場合、すず、銀及び銅のモル分率[%]を求める問題です。

 

合金の質量100gとして、それぞれのモル数を求めます。

すず:96.5/118.71=0.8129 mol

銀 :3.00/107.87=0.0278 mol

銅 :0.50/63.5=0.0079 mol

モル合計=0.8486 mol

 

モル分率を求めます。

すず:0.8129/0.8486=95.79%

銀 :0.0278/0.8486=3.28%

銅 :0.0079/0.8486=0.93%

選択肢5. すず:95.8  銀:3.28  銅:0.928

冒頭解説どおりの計算結果によります

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02

質量分率を原子量を使ってモル分率を算出する問題です。

合金を100gとすると質量は、すず:96.5 g、銀:3.00 g、銅:0.500 gです。

物質量は質量を原子量で割って、

すず:96.5 ÷ 118.7 ≒ 0.813 mol

銀:3.00 ÷ 107.8 ≒ 0.0278 mol

銅:0.500 ÷ 63.5 ≒ 0.00787 mol

全体:0.813 + 0.0278 + 0.00787 ≒ 0.8487 molです。

よって、モル分率は、

すず:0.813 ÷ 0.8487 ≒ 0.958=95.8%

銀:0.0278 ÷ 0.8487 ≒ 0.0328=3.28%

銅:0.00787 ÷ 0.8487 ≒ 0.00928=0.928%です。

 

選択肢5. すず:95.8  銀:3.28  銅:0.928

この選択肢が正解です。

まとめ

質量分率をそのままモル分率にしてはいけないと気が付くことが重要です。

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03

この問題は、質量分率をそのままモル分率にしてはいけないことがポイントです。
モル分率を出すには、まずそれぞれの質量を原子量で割って物質量に直し、そのあとで全体に対する割合を求めます。

選択肢5. すず:95.8  銀:3.28  銅:0.928

正解です。

 

まず、合金全体を100 gと考えると計算しやすいです。
すると、それぞれの質量は次のようになります。

すず:96.5 g
銀:3.00 g
銅:0.500 g

 

これを原子量で割って、物質量を求めます。

すずの物質量は、
96.5 ÷ 118.7 ≒ 0.813 mol

銀の物質量は、
3.00 ÷ 107.8 ≒ 0.0278 mol

銅の物質量は、
0.500 ÷ 63.5 ≒ 0.00787 mol

全体の物質量は、
0.813 + 0.0278 + 0.00787 ≒ 0.8487 mol

 

次に、モル分率を求めます。

すずのモル分率は、
0.813 ÷ 0.8487 ≒ 0.958
なので、95.8%です。

銀のモル分率は、
0.0278 ÷ 0.8487 ≒ 0.0328
なので、3.28%です。

銅のモル分率は、
0.00787 ÷ 0.8487 ≒ 0.00928
なので、0.928%です。

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